お手洗いの収納パターンとは?注文住宅生活をもっと快適にしよう!

公開日:2023/08/15  最終更新日:2023/06/14

お手洗い

お手洗いは日常的に使用する場所ですが、限られたスペースに多くのアイテムを収納する必要があります。掃除用具やトイレットペーパーなど、必要なものは意外にもたくさんあるのです。本記事では、注文住宅を計画する際に考慮すべきお手洗いの収納について詳しく解説します。快適な生活を叶えるためのヒントが満載です!

種類を解説!トイレの収納パターンについて

注文住宅を建てる際には、リビングや子供部屋、寝室などにこだわることが多いですが、お手洗いスペースについてはあまり重要視されないことがあります。お手洗いは利用時間が短いため、最低限の設備と広さ、清潔感があれば充分と考えられがちです。

しかし、実際には掃除用具やトイレットペーパーなど、収納すべきものが多くあるので、計画的に収納場所を確保する必要があります。お手洗いの収納パターンは、大きく分けて3つです。

カウンター収納

ひとつ目はカウンター収納です。手洗い器の下に薄型の収納スペースを設けるタイプで、手洗い器の真下に取り付けられます。

配管の関係で使い勝手はやや悪いですが、トイレットペーパーや掃除用スプレーなどを収納できる広さです。省スペースのお手洗いでも、カウンター収納ならスッキリとした空間を保つことができます。

ハーフ収納

ふたつ目はハーフ収納と呼ばれるタイプで、カウンター収納がフロート(浮いている)になっています。フロートタイプなので空間が広くなり、スッキリとした印象を与えられるでしょう。また、掃除もしやすくなります。腰の位置でものを出し入れできるのも魅力です。

全面収納

みっつ目は全面収納と呼ばれるタイプです。手洗いボウルの下部が収納スペースになっています。広い収納スペースを確保できるのが特徴で、一部をオープン収納にして見せることも可能。デザインの選択肢が多いのも魅力のひとつです。

収納量が多いのはどのパターン?

お手洗いの収納パターンを3つ解説しましたが、もっとも収納量が多いのは全面収納です。全面収納では、手洗い器の下から紙巻き器の下部まで、壁面一面を収納スペースとして活用できます。このため、お手洗いで収納したいアイテムをスッキリと整理することができるのです。

収納スペースが少ないとどうなる?

お手洗いの収納スペースが不足していると、トイレットペーパー数個をトイレ内に収納し、余剰の分をリビングの収納に保管するなど、使い勝手が悪くなることがあります。

しかし、全面収納ならば10個以上のトイレットペーパーをまとめてトイレ内に収納できますので、必要なものをトイレ内に一箇所にまとめることができるでしょう。また、収納が難しいトイレブラシや洗剤のストックなどもスペースに収納することができます。

全面収納のメリット

全面収納は、すべての収納スペースを扉で隠すことも可能で、一部を扉なしで魅せる収納にすることもできます。自由度が高いため、お手洗いの空間イメージに合わせて計画することができりのです。収納量が多く、使い勝手のよいお手洗いを実現したい場合には、全面収納を検討するとよいでしょう。

狭くてもスッキリ見せるならどのパターン?

狭いトイレの場合、スッキリとした見た目を実現したいのであれば、カウンター収納がおすすめです。カウンター収納は手洗い器の下に薄型の収納が取り付けられるだけであり、スペースを圧迫することなくすっきりとした空間を保つことができます。

収納量は全面収納に比べて少ないですが、必要最低限のアイテムであれば収納できるでしょう。トイレットペーパーや洗剤のストックなど、かさばるアイテムはトイレの外の収納スペースを活用するか、トイレの壁面にキャビネットを取り付けたり、ニッチを設けたりすることで解決できます。

また、スッキリとした見た目と収納スペースのバランスを重視する場合には、ハーフ収納もおすすめです。ハーフ収納では、カウンター収納がフロート(浮いている)タイプになっており、空間が広がって見える効果や、腰の高さでものを出し入れできる利点があります。

どのパターンを選ぶにしても、トイレ内でどのようなアイテムをどのように収納したいのか、またどのような見た目を実現したいのかをしっかり考えることが重要です。注文住宅では収納スペースも自由に選択できるので、自分のライフスタイルに合わせた使い勝手の良い空間を作ることをおすすめします。

まとめ

お手洗いの収納スペースは限られていますが、収納すべきものが多いため、計画的に収納スペースを確保することが重要です。お手洗いの収納パターンは3つあり、各パターンの特徴を把握して選びましょう。

収納量を重視するなら全面収納がおすすめですが、必要最低限の収納でスッキリとした空間を実現したいならカウンター収納が適しています。また、収納スペースと見た目のバランスを重視するならハーフ収納も選択肢のひとつです。

注文住宅では収納スペースも自由に選べるため、自分の生活に合ったプランを作り上げることをおすすめします。

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